冬至
二十四節気は、季節を細やかに感じる日本の暦です。
健康的に四季をココロとカラダで楽しみましょう。
冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い頃。冬のちょうど真ん中にあたり、ふくら雀の姿もみられるようになり、寒さは一層本格的になってきます。この寒さを乗り切るためには、栄養価の高いかぼちゃを食べ、太陽のような暖かさを感じさせる柚子を浮かべた湯に浸かり、無病息災を祈ります。
「麋角解(さわしかつのおつる)」とは、トナカイさんのツノがこの頃に生え変わります。大きく伸びたツノを落とし、春にはまた大きく立派なツノを生やし始めます。私たち人間も、一年を振り返って整理し、新しい気持ちで新年を迎えましょう。またアスリートにとってこの時期の練習やトレーニングは来シーズンの結果につながるとても大切な時期になります。身体の使い方の狂いや間違い、トレーニングや練習の質を今一度見直して、質の良い身体で質のいい練習をする大切な時になります。いつでもご相談ください。
旬の食材は、ゆず、黒豆、水菜など。また伊勢海老やマグロは身がふっくらとし、脂のりも良く、とても美味しい時期となります。忘年会やクリスマスなど、外食の機会も多くなりますが、暴飲暴食には特に注意が必要です。
また今年の八戸は、毎日の気温の変化が著しく、春のように暖かい日もあれば、身に沁む寒さで底冷えする日もあり、ただでさえ体調管理が難しいこの時期に追い打ちをかけるような気温変化で、身体がついていかなくなります。胃腸への負担、鼻や喉の乾燥、風邪やインフルエンザなどの予防のため、ゆず茶やゆずの葛湯など食し、身体の中からも温かくして過ごしましょう。
次は、『小寒(しょうかん)』です。
寒の入りを迎え、寒さは一層深まります。
しっかり養生ください。
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