体幹を「使う」の意識

現代はトレーニングに関する情報が溢れ、テレビや書籍、インターネット、ジムなど、ありとあらゆるところで毎日さまざまな情報が紹介されています。

近年いちばん話題になったのは「体幹トレーニング」でしょう。もはや知らない人はいないんじゃないでしょうか?アスリートにとって「体幹」というキーワードはもはや常識的なものになってると思います。

体幹の筋肉を鍛えれば競技力、パフォーマンスが上がる。体幹の柔軟性がパフォーマンスアップや故障防止につながる。みんなそれを信じて日々練習や体づくり、ダイエットに励んでらっしゃるようですが…
僕はあと数年で「体幹トレーニング」というワードは消えて無くなり、過去のものになってしまうと思っています。いやなるでしょ絶対。
今までも、「アスリート必見!」とか「痩せたい女性必見!」と騒がれてきた、ありとあらゆるトレーニング方法がそうだったように。


ところで、

みなさん「体幹」ってどんなイメージですか?

身体の本体?身体の中心?背骨や肩甲骨、骨盤から考えると、手足を自由にパワフルに動かすための「身体を支える役割」というイメージを持たれてるんじゃないかな?って思います。

確かにしっかりとした軸がなければ躍動的で動物的なパフォーマンスは発揮できませんよね。ですから体幹を鍛える、強くするという行為はパフォーマンスアップや故障防止には必要不可欠なトレーニングと言えます。

ですが肝心なことがひとつ。
「体幹を使う」という意識。
みなさんイメージできますか?

競技をするとは、「動く」ということ。

体幹だけでなく、手足の筋肉をしっかり鍛えたとしても、それが使うに至っていなかったとしたら… ただの重い鎧を着たなんか凄そうな人にしかなりません。またどんなに身体が柔らかくても、ただ柔らかいだけではハイパフォーマンスには繋がらず、ケガも防ぐことはできません。

腹筋が6つに割れてても動きがお粗末じゃダメ。身体が柔らかくても力がきちんと伝わっていなければダメ。

そんな外見的なことだけで、強靭さやしなやかさ、洗練された美しさなど、ホンモノの競技力、パフォーマンスは得られません。また故障は防げません。

僕がもう何年もサポートしている選手たちがいるのですが、もうここ数年ぜんぜん故障しません。まぁゼロではないにせよ、ゼロと言えるくらいカルテにケガの記載をすることはなくなりました。
またそれと同時にパフォーマンスレベルは確実に上がってきており、毎年の成績やそれぞれが感じた課題の大きさがそれを証明しています。まだまだ強くなりますよ♪


まぁ残念なことに「体幹を使う感覚」を言葉や文章で伝えるのは難しいので、直接身体に、あなたの感性に教えるしか方法がありません。
強くなりたいアスリートのみなさん、興味があったら是非うちの門を叩いてみてくださいね〜♪

Yuji Tsutabayashi

Balance Bodywork Labo. つたや接骨院

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