立冬
二十四節気は、季節を細やかに感じる日本の暦です。
健康的に四季を心から楽しみましょう。
立冬「りっとう」とは、冬が始まるころ。
木枯らしが吹き、木の葉が落ち、初雪の便りが聞かれるようになりました。今年は、秋が短かったせいで、色づく間もなく落ち葉になる葉が増えています。そろそろ身支度や環境だけでなく、身体自身も冬仕度を始めましょう。
旬の食材では、サツマイモ、サトイモ、レンコンなど。生ガキも身がしまり味がのってきます。冬が始まったばかりのこの時期ですが、今年は早々に風邪を引く方が増え、インフルエンザも蔓延しています。この時期体調を崩される人たちは、秋の養生が足りなかった人たちです。空気が乾燥し、予防のためにとマスクをする方が多いですが、普段からマスクを着用していると粘膜を過保護にしてしまい、逆に抵抗力を弱める結果になります。レンコン、人参、大根などの根菜類を積極的に摂り、カボチャや人参をよく噛んで食べ、ジャガイモは健胃作用、サツマイモは滋養強壮に効果があり、ビタミンCなどの免疫力を高める食材を摂るよう心がけ、疲れを取り除きましょう。 また急激に気温が下がっていますので、手首、足首、首周りを暖かくし、腹巻でお腹を冷やさないようにして下さい。
深い呼吸を心がけましょう。
次は、『小雪(しょうせつ)』です。寒さが増し、冬が一層深まるでしょう。
しっかり養生ください。
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